マット&枕

快眠と可搬性のベストバランス
快眠と可搬性のベストバランス
空気式枕
空気式枕

メーカー モンベル
モデル

U.L.コンフォートシステムパッド150

購入価格  8,800円
メーカー モンベル
モデル

U.L.コンフォートシステムピロー

購入価格  2,800円

モンベルのウレタン・空気併用式の就寝用マット及び空気式枕である。

 

日本ではいわゆる銀マットであったが、このマットを使うようになってから

「よくあんな硬い銀マットで寝てたな」

と思う位快適。

 

枕は服などを詰めた袋で代用出来るのだが、睡眠を重視して枕も揃えた。この枕は150cmのマットと接続して体全体をカバーできる。就寝中もずれる事がない。

 

メーカー曰く

「空気バルブを開けば半自動的に空気が入る」

らしいが、嘘ではないもののやはり自分で空気を入れないと当然使えない。

 

今まで日本で15泊位使ったが今の所パンク等は無し。パンク用のパッチと接着剤が付属しているのは良心的。

 

ただ、このマットに座ると中のスポンジと空気が体重に負けて地面の凹凸が伝わり素材が痛みそうだ。あくまで体重を分散出来る「寝る姿勢」での使用が前提だろう。快適さと引き換えにパンクのリスクはどうしても付きまとうので、丁寧な扱いが要求されるのは仕方無いところ。

サーマレストのマット
サーマレストのマット

サーマレストのマットも良い品なので迷った。寝心地もそこそこ良いし、例えば

「ここでちょっと昼寝したい」

という時など破損気にする事なくサっと広げられる。撤収もクルクル丸めるだけなで簡単だ。

 

自転車世界一周にはスポンジ内蔵エア式マットと、サーマレストとどっちが向いているのだろう。

 

追々使用した感想をアップしていこうと思う。

★2014年7月追記

ウイグル&中央アジアではようやくコレを使う事が出来た。やはり寝心地は非常に良い。河原など地面に石が転がるところでも安眠出来る。夜間は氷点下5度位の所でもキャンプしたが断熱性も十分で地面からの冷えを感じる事は無かった。

 

その反面やはり中にウレタンが入ってるだけあって収納性は少し悪い。サーマレストよりは断然小さくなるが、今まで会った欧米人サイクリストはウレタン&エアマットではなくたいていエアマットを使っていたように思う。極端に寒いところでない限りエアマットで十分であろうしエアマットの方が格段にコンパクトに収納出来るし。欧米人サイクリストは荷物を軽量コンパクトにするのが上手いようだ。欧米人で山のような荷物を積んだサイクリストは見た事がない。それに対し日本人サイクリストはブログ等を見る限り荷物が多いんだが、なんでなんだろう。

 

今のところパンクはしていないが、一部剥離してきて表面が焼きたてのお餅のように膨らんでいる部分がある。

 

一時帰国した際にモンベルのお店に持っていくと後日お店から連絡があり

「品質に不備があったので新品と交換します」

との事で交換してもらった。購入してから2−3年経っていたしもちろんレシートも無いのに、である。剥離したのはMont-bellロゴがプリントされた部分。このプリント方法が適切でなく本体の接着を弱めてしまったとの事。

こういう対応でますますモンベルファンになってしまった。

2016年7月旅終了時における総括

一時帰国時に交換する事になったが、購入後4-5年経っていたものだったので接着剤も劣化していたのであろう。交換後2年使ったが当然剥離は無し。

 

パンクは二度。これは付属の修理キットで補修出来る、はずであったが付属の接着剤が固化しており使用不可能であった。付属のパッチと手持ちの瞬間接着剤で修理出来た。簡単に修理出来るので空気充填式だと言って必要以上にパンクを恐れる事もない

 

寝心地もウレタン製に比べて断然良いし、収納性も良い。

少々高価であるが空気充填式マットは選ぶ価値がある。

 

なお僕が持っていったのはウレタン・空気併用式であったが、空気オンリー式の方が小さく収納出来るので良いと思う。前者の方が断熱性が高いのであるが、雪の上にテント張る、というのでなければたぶん大丈夫ではなかろうか。

 

なお、空気式の枕は要らん。頭の座りがめっちゃ悪い。着てない服を袋につめて枕にするのが良い。


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