ヨーロッパ自転車旅は惨めさとの戦い。

2015/06/06  オーストリア・ウイーン近郊


目の前にドナウ川の堤防が見えてそれをコキコキ上っていくと、堤防上の道路を全裸のおばちゃんが右から左へ平然と歩いていました。


「うわ!」


ほんと声あげてしまう。


呆然とする俺。しかし堤防の上から川岸を見てみると全裸の人だらけ。そう、ヌーディストビーチだったんですね。言葉の上では聞いたことあるけど実際に見たのは初めて。


みな超リラックス。ベンチの上にうつ伏せになってたり、デッキチェアに寝転がってたり、太陽に向かって仁王立ちになってたり。日光浴ならぬチン光浴か?


綺麗な川の緑ゆたかな岸辺で男女問わずで全裸のまま語り合ってるさまはもう現実のものとは思えないほど。なんだか理想郷を描いた絵画みたい。


ただ、当然っちゃ当然だけどおっちゃんとおばちゃんばっかり。イメージとては理想郷なんだけどもみな体型がアレなんでつい油断するとトドが日光浴してる風景にも見えてしまいがちなんですねコレが。


さてさて、スロべキア首都ブラなんとかスルーして昨日オーストリアに入りました。ウイーンもスルーです。


旅人の皆さんが「ヨーロッパは物価が高くて辛い」と嘆いてるのをよく聞いていて、

「まあ俺は自転車旅だからそんなに関係ねえな。テントあるし。」


そう思ってました。そしてついに入った物価高いヨーロッパ。確かに高いが自炊&テント泊ならばそこまででもない。しかし、辛いものがひとつ。


それは「惨めさ」


国連の各機関の本部があるくらいヨーロッパの中でも立派な国のオーストリア、お金持ちでもあるんでしょう。身なりが綺麗、スーパーとかもめっちゃ綺麗。

それをもう服とかも色あせて擦り切れちゃってる俺。


すっげえ惨めな気分です。


今まで高地とか砂漠とか暑さとかとは戦ってきました。それは頑張れば乗り越えられるものだったんです。

惨めさとの戦い。

これはどうも勝てそうもありません。

現在はオーストリア・ウイーンを抜けたところ。ここからドイツに向かって西に走ります。

それではまた。

ドナウ川沿いにあるウイーン。黒海に注ぐドナウ川はオーストリアまで遡っても大型客船が行きかってるほどの大河。写真は客船が停泊するウイーン桟橋。

ウイーンでは一車線つぶして自転車専用道にしてるところも。ほとんどの国では大きな都市内って自転車ではものすごく走りにくいものなんですが、ウイーンはめちゃくちゃ走りやすかったです。自転車が都市内の主要な交通手段として推進されてるんですね。すばらしい。

ハンガリーとオーストリアの国境にて。第二次大戦のナチスドイツの国境防衛拠点が残ってました。

防衛拠点前の対戦車障害物。ちょっとした歴史公園になってました。


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