☆トルコは自転車旅に向いてる☆

2014年10月3日 トルコ・カッパドキア・ギョレメ村

 

自転車旅行ってのはお金がふんだんにある人は普通やらない。だいたいがそういう節約型旅行者、中には節約を通り越して貧乏旅行って人もいる。

 

東南アジアやインドあたりでは宿も数百円から泊まれるとこがあって、わざわざ野宿する必要はないんだけども、さすがにトルコまで来るとジワジワと宿代が上がってきて1泊1000円以下で泊まれる事はほとんど無い。

そんな訳で疲れて休息したい時以外はずっと野宿旅なんだけども、野宿が続くと普通困るものは

 

「バッテリー充電」

「洗濯」

「シャワー」

 

この3つ。その内バッテリーに関しては最近出てきた高性能な太陽光発電パネル&充電器で問題無くなる。(ただしUSB充電機器に限る・一時帰国を機に全てUSB充電のものに一新した)

 

そこで残ったのが洗濯とシャワーだ。

 

本格的に野宿生活が始まった中央アジア走行では野宿=シャワーもせず汗臭い生活

 

であった。

 

しかし、トルコでは同じくほとんど野宿生活なのに石鹸の匂いに包まれている。

なぜか。

 

それは時折見かける公衆水道のおかげだ。

道沿いにちょくちょく見かける。湧き水を引いていたり、イスラムの礼拝所にも必ずある(礼拝の前に手足を洗うので)
道沿いにちょくちょく見かける。湧き水を引いていたり、イスラムの礼拝所にも必ずある(礼拝の前に手足を洗うので)

 

村の入り口にある礼拝所のそばに、町外れの公園に、谷中を通る道に沢水を引いた水道、

トルコは結構いたるところに水道があるのだ。

 

そういうとこを見かけたらサイクリストなら素通りしてはいけない。まず周囲を見渡し、さほど人影が無い事を確認。停車する。そしておもむろにバッグから石鹸と手ぬぐいをとりだし水道の前へ(荷物削減の為シャンプー及び洗剤は無く石鹸に一本化してある)、水道の蛇口を開き頭をその下へ。

ジャーっと勢いよく流れる水に頭をさらし、そして勢い良く石鹸をこすりつける。

洗髪の後はポケットに突っ込んであった手ぬぐいを水に浸し、固く絞ってからまず上半身を拭う。上半身が済んだら下半身だ。

 

足はそのまま水道で洗えるとして、念入りに綺麗にしたいのは言うまでもなく局部。

(ちなみに尻の方はトルコではまだ「アジア式」用便なので綺麗。つまり用を足した後は左手と水で洗う方式だ。野グソではなかなかそういう事は出来ないが僕は野グソ時には紙を使うがその後ガソリンスタンドが見つかるとトイレを借りて「水で洗う」ので清潔を維持できている。)

 

「しかし局部を濡れ手ぬぐいで拭うっていっても限度があるだろう、毛とかあるし」

 

そう思う人も多いだろう。

しかし、だ、ここは「イスラム圏」

 

こういう言葉をご存知だろうか「郷に入れば郷に従う」、もちろんご存知だろう。イスラムの局部の「郷に従う」とは何か?

 

それは陰毛を剃る

 

 

という事なのだ。こっちの人に直接聞いたわけでもないので詳しくはないが、イスラム教徒は金曜にモスクに礼拝する前に陰毛を剃ってから行くとの事。それは毛がある事で不潔になりがちな局部を剃る事によって清潔に、綺麗になってから神聖なモスクに入るという事らしい。

 

確かに西洋医学でも例えば下腹部を切開する時には陰毛を剃って雑菌が患部に入るのを防ぐというのはもはや常識。

 

「陰毛は剃るなんて・・・・」

 

と拒否反応示す人もいるかもしれない。けれど、こちらでは「エチケット」。日本の女性が脇毛剃るのと一緒。「嫌でしょ、脇毛ボーボー女子」。さすがの俺もそれには引いてしまう。

 

話は戻るがそんなわけで極めて正常な判断にて陰毛剃ってる今は、濡れた手ぬぐいだけでかなりの清潔を保つ事が出来る。むろんさすがにズボンは脱がずに履いたまま手ぬぐいをつっこんで拭っている。

 

体を綺麗にした後は着替え。

 

そして着替えた後の服はそのままその場で洗ってしまう。後は自転車のどこかにくっつけておけば走行風ですぐ乾く。

そんな訳で、節約型サイクリストにとっての敵「シャワー&洗濯」

をクリア出来る国、それがトルコだ!

 

みんなもトルコを自転車旅行する時はちゃんと剃毛した上で挑もう、そこには毎日石鹸の匂いがするという新生サイクリストになっている自分がいるはずだ!


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