リカンベントのデメリット

長所があるという事は欠点もあるリカンベント。いくつかあるウチ、「自転車旅行に使う時ココはちょっとなあ・・」ってトコロをピックアップ。全部挙げていったら嫌いになっちゃうのでちょっとだけね。

1.坂道に弱い

ロードバイクとかだと体重を利用して立ち漕ぎして坂道を登るって事をやる事が多いのだけれど、リカンベントはその構造上立ち漕ぎが出来ない。坂道には軽いギヤにして脚力だけに頼る事になる。

 

更にリカンベントはシートにドカっと座ってる状態で運転しているんで体でバランスを取るって事がし難く低速になればなる程不安定になってしまう。平地だったら歩く位のスピードでも乗れない事はないけども、激坂だとちょっと無理。

2.脆そうなので破損が怖い

フレームが折れるなんて事はさすがに無いと思うが、FRP製シートが途中で割れそう。FRP補修キットは持参するが補修経験は無い。あとは自転車世界旅行で壊れる定番の「キャリア」。僕のリカンベントは純正の専用品しか装着出来ないのだが、これまた壊れそうなもの。一応補強してあるのだが。。これもどこまでもつのか。

 

まったく同じリカンベントで南米を縦断したヨーロッパ人が居るのだが、彼のブログにはフロントフォークが折れた写真が載ってあった。キャリパー支持部からポッキリと。メーカーもこの弱点を認識していたらしく、僕の年式では当該部分は補強が施されてあった。だが、フロントブレーキだけで止まろうとするとフォークがしなるのが分かる位。車体を労わるため前後ブレーキを同時に使って負荷分散する必要がありそうだ。


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