2015/08/01 スペイン・セビーリャ
あさりっぽい二枚貝の水煮の缶詰と平たいキノコあったんで炊き込みご飯。孤立無援のキャンプ料理にしては良い出来でした。高速道路のサービスエリアの食堂位のクオリティ。
さて、南スペインのでたぶん一番大きいセビーリャって町に着きました(正確にはその10キロ南のキャンプ場)
町の中走る限り、なんだが観光地っぽい感じで
「あーもしかしたらむっかしモロッコ側のイスラム教の国に支配されてた時に作られた建物かねえ」
だとか古い雰囲気のある建物があったりだったんですが、もはやその時点で僕の精神は崩壊しつつあったのでとても自転車降りて観光などできないのでした。
と、いうのも暑いんです。
気温39度。気温もすごいですがそれ以上に日差しが強烈。個人的にはアフリカでの日差しより強烈な感じです。連日こんな感じで持ってる飲み水やジュースも午後にはすでにお湯になってしまうレベル。そんなものにはなかなか手が伸びず、休憩の時にはパンなんかも食べないといけないんですがお湯で流し込むとなるともう食べる気もなくなってしまう。
そういう毎日だもんで体力もどんどんなくなっていって最近ではちょっとした坂道でも漕いで上れない状態。
毎日が熱中症状態。
今日はついにブツブツといつも独り言言ってる最中に
「おちんぽまんじゅう・・」
という意味不明な言葉が口に出てしまい
「なんだよおちんぽまんじゅうって!」
てもう自分に自分でつっこみ、
「あーこれって意識混濁状態じゃねえの、わははは」
というのがセビーリャ通過中の僕の状態でした。
アップダウン連続の山岳地帯を越え、ゴールまであと200kmほど。残りわずかです。
それではまた。