2015年04月26日 ブルガリア・パサルジク
すげえ人に会いました。
イスタンブールからたぶんポルトガルリスボンまで向かうという韓国人。
しかも
「徒歩で」
今までいろんな旅人に会ってきましたけども、自転車旅行ってのは「旅辛いランキングトップ」だと思ってたんですよ。
「今日は40kmしか進めなかった、自転車旅ってなんて辛いんだ」
って毎日のように思ってました。
しかしです、彼。
彼と会ったのはトルコ・ブルガリア国境だったのですがイスタンブールから250kmを10日間かかったとの事。僕は雨にたたられて5日かかったのですが速い人だと2日で行ける距離。
それを10日間。
自転車だと水や食料積んでもそこまで足に負担が増すわけではありません。ですから僕は通常野宿2回分の水食料積んでます。雨なかで連泊余儀なくされる事も考えて、です。
ですが徒歩だとそうもいきません。水持てばその分辛い。
彼の荷物は25kg。僕の荷物とほぼ同じ。
その荷物を背負っててくてく毎日25kmほど歩くわけです。
そんな彼と会って、なんだか僕の旅の認識が変わりました。
自転車って水も食料もわりと積めるし、一日さぼり気味でも60kmは進めるし、下りは何もしなくても進むし、肩こらないし。
「あー俺楽してるな」
って。
何事も上には上がいるもんなんですね。
それではまた。