壊れたらどうするの?

2015/07/24 スペイン・マドリード西200km地点


『自転車壊れたりしたらどーすんの?』


って旅先でよく聞かれるんですが、あんま壊れないもんです。というか壊れるのんそんなに想定してません。チェーンやワイヤーなんかの消耗品は切れる前に一定時期経ったら交換という事してけばまあ大丈夫っぽい。一応ブレーキワイヤーとかちょっとした予備部品持ってるけど、なんでもかんでも最悪な事考えてたらこんな旅やってられませんし。


まあなんとかなるだろう。


って感じです。あと一番頻度の高そうなのがパンクですけど、これも滅多にしません。タイヤ履き替えて6000km程ですがパンクゼロです。

自転車壊れるのも困るんですが、一番困るのが俺壊れるの。

若干、というか既に精神的なかなりの部分壊れてるからこんな旅しちゃってるわけですがそれでも壊れるところは壊れる。


120km走って両膝壊れました。100km位まではなんともないですが120kmとなるともうダメ。自転車自走ところか自歩行困難。


幸いにも比較的安くて快適なキャンプ場着いたとこだったんでここで連泊休養です。コレが前後数百キロ人家のない荒野だったとしたらゾッとします。

膝痛めちゃってんのに


『こんなええとこで痛めるなんて俺運ええな』


と即座に気分転換して1週間ぶりにビールでほろ酔い気分のスペインキャンプ場なのでした。

膝の方は深刻なヤツではなく使いすぎによるもんっぽいです。一晩寝たらずいぶん軽くなりました。ヨーロッパ前半頑張ったおかげでシュンゲン協定期限も随分余裕がありますしここらへんでようやくのんびりできそうです。


現在はマドリード西200kmほどのところです。ゴールまであと550km位。

道中の写真アップしときます。よかったらどうぞ。

野宿定番ポイントである道の下のトンネル。人目がなく、日陰で地面がフラットという野宿には最高のポイントです。

スペインの町並みはいい感じです。とはいえ自転車置いて町歩きまではしないですけどね。

スペインの小さな町にはわりと水道があるのが良い。

スペインにはなぜか廃墟多め。ここはおそらく養鶏場跡。

廃墟も野宿には好物件。

ダシの素持ってたんで卵丼。まあまあ美味かった。


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