明日は俺的夢の国に。

2015/07/03 フランス・トゥール近郊


※今回長文です。なぜならすでに酔っ払ってるから。

「バイエルンで飲むいつもの味。このビールがあるからドイツに来るのがやめられない」

なんていう意識高い系の人も世の中には居るんでしょうけど、俺はもう

「ビールなんて酔っ払ったらそれでええねんガハハハ」

という人。そんな意識低い系ビールで一人乾杯。度数は11.6%。

以前マレーシアで同じような度数のビールを飲んだ事があります。っていうのもイスラム教徒の多い国マレーシアはお酒は売ってはいるものの高い。ならば一杯で酔える酒をって事でやたら強いビールがあったものです。味の方はビールに焼酎添加してそれだったらアルコール味強すぎるから砂糖入れとこ!という味。つまり不味い。


んでもってこっちのスーパーストロングビア。意外にも飲める。ちなみに原産国はオランダ。うーむ、やっぱハイネケンの国だけあってマトモ。


さてさて、本日はパリの左下くらいにあるトゥールという町に到着です。よくこんなに漕げるもんだってくらい進んでます。一ヶ月2400kmのペース。鹿児島→稚内以上の距離。あんまり進むもんで途中の記憶とか飛んでます。ただ田園風景と運河の記憶がうっすらと。


んで本日、ユーロ圏に入って二度目のATMに行ったのですがここでどんだけ使ったのか計算してみました。(ユーロ使える圏内での話です)


「ヨーロッパ旅は高くつく。」

それが旅人界では常識です。パンとジャム、チーズで飢えを凌ぐ日々。そんなイメージ。物価高いし、そして宿代もめっちゃ高い。


結果から言うと1日約1600円でした。


これはひょっとすると物価の安い東南アジアやインドより安い。と、いうのもバックパッカー旅では定番のそれらのエリアは意外にも旅人の訪れない町には安宿がなく、一泊1500円以上の宿とかばかりだったのです。


インドだと旅人訪れない町にも安宿はあるのもの外国人はそうした宿は宿泊拒否される事多いですし。(インドでは外国人が泊まると最寄りの警察署に届け出る制度がありそれを面倒がる宿が非常に多い)

ただし、ヨーロッパ旅が安くついてるって言っても4−5日野宿がザラ。着の身着のまま野宿地を探して右往左往。そして観光一切せず。マクドナルドに数回入った以外は全部自炊もしくはパン。


もうなんつうか、旅の楽しみなんてゼロ。ほんま走るだけです。


俺なんでこんな綺麗な町並みや田園風景の中、こんな旅してるんだろうと悩んでしまいます。


しかーし、明日ようやくヨーロッパで唯一の観光目的地、戦車博物館のある町の到着予定。

第二次世界大戦時最強戦車であるキングタイガー戦車などなど、もう戦車マニアからしたらもう夢にまで見た戦車が総数800両以上も収蔵されているという楽園。


某ネズミの国なんて目じゃない。


あー!!できれば戦車見まくれるという感動を誰かと、できれば女の子と感動を共にしたい。そしてついでに夜も共にしたい。

おっとちょっと言葉が過ぎました。


とにかく、明日ヨーロッパ4600km走った末の俺的夢の国にようやく到着なのです。


それではまた!。

一見綺麗な町並みながら、もうこういうのんは飽きました。

新旧自転車の競演。

シトロエン2CV。大ヒットした車で今でもよく見かけます。


概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
たぶん日本人初、リカンベント自転車による世界一周を綴るホームページ。