宿の主人が日本人の友人で、部屋や共用空間、シャワーなんかも奇麗。
日本人が作る食事はどれも本当に美味しい。
その快適な空間から一歩外に出ると
猿はウンコを撒き散らしながら塀から塀へと空を飛び、
牛が服屋さんに突入するのが普通なほどカオスを極めた街バラナシ。
その空間のギャップに益々次の街へと足が進まない。
デリーから中国ウイグル自治区ウルムチへと飛行機で行くつもりなのだが、3月中はだいたい最高気温が氷点下。飛ぶのは4月になってからにしたい、という考えもありズルズルとバラナシで時間調整中。
デリーまでは約800km。ここからは首都デリーと英領インド時代の首都コルカタを結ぶ大動脈。アジアハイウェイ1号線でもあるので道はかなり良いはず。途中での休息日を含めて10日ほどで到着だ。
ただ、そのバラナシ出発日をどうするか。と、いうのも3月17日にインド最大のお祭り
「ホーリー」
があるのだ。これは何の祭りなのかは知らないが、色粉を人に塗りたくってドロドロにするという狂気な祭り。その日は完全に無礼講になってカースト制度も関係無し。インド庶民の日ごろの鬱憤をここぞとばかりに晴らし、色粉顔に叩きつけられ、女性ならレイプされて殺されて河に流されるのもマジでアリ(まあインドなら普段からそれが普通だが)
その祭りの日には宿から一歩も出たくない。
もしかしたら、17日以降にバラナシ出るのもアリかも、、と今考えてしまっている。
旅の休日、いや旅の長期休暇になりそうなバラナシである。