荷物の軽さは正義。

置いていくものたち
置いていくものたち

基本的には持ってるものだけで生活していかなきゃならない長旅では、なんだかんだとモノを持ってってしまう。

 

明らかにアドベンチャーな旅になることはわかりきっていたのに、日頃日本でのモノに囲まれた快適な暮らしからは抜け出す事はやっぱり難しくって、快適グッズを詰め込むとバッグは膨らみペダルはどんどん重くなる。

 

パソコンがあればすごく便利だった。写真やら音楽やらの管理も文章打つのも楽々。暇つぶしに懐かしのファミコンゲームで遊べたりするのもなんでもできるパソコンならでは。1.2kg。

 

一眼レフがあればまあ腕の方は置いとくとしても、すんごい綺麗に写る。広角から望遠まで使える万能レンズ付けてたので1.1kg。

 

長時間歩くには向いてない自転車専用シューズとは別に用意していたローカットのハイキングシューズ、街歩き用。1kg。

 

これらは日本に全部置いていく。パソコンもカメラも旅用にと買ったものだったんだけれど、荷物総重量が30kg程度の中でのそれぞれ1kgってのは相当の重さ。

 

パソコンは8インチandoroidタブレットに、一眼レフはコンパクトカメラに代替。andoroidタブレットでパソコンの代わりになるのかは分かんないけど、写真やら管理するくらいだったらたぶん十分。

 

それにしても僕が初めて海外に出た12年前は旅人はパソコンなんて一眼レフなんて持ってなかった。

 

今の旅人は多くがパソコンと一眼レフを持っている。

 

そしてこれからはタブレットと高級コンパクトカメラになる流れだ。

 

わずか12年で旅人のスタイルは目まぐるしく変わってしまった。数年後には旅人のスタイルはどう変わるのだろう。

 

Amazonから届いたわずか300gのタブレットを眺めながら未来の旅人に思いを馳せる夜だった。

 

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