2014年12月23日 マラウイ マラウイ湖チルンバ村キャンプ場
今はマラウイの大きな湖沿いにあるリゾートビーチでキャンプ中。水も綺麗でビーチも白い、雰囲気めっちゃいいんだけども湖水は皮膚から侵入するという寄生虫がいるんで見るだけ。泳いでる西洋人もいるけども。
マラウイってどんなとこ?
というと、一言で言うとアフリカのめっちゃ田舎。
幹線道路ですら車はほとんど走ってない。
タンザニアも経済的には結構貧しい国だったはずで、先進国しか訪れた事が無い人にとっては「うわ〜」って思うだろう。
そしてマラウイ!
めっちゃ貧しいっす。
どこで一番感じたかというと、タンザニアでは町や集落の角で必ず居たバイクタクシー、これがマラウイになると自転車になっちゃう。
カンボジアやネパールなんかも後発途上国で世界最貧国レベルだったはずなんだけども、そこでもわりあいバイクは一般的に使われていたんだわ。
しかしマラウイは車はもちろんバイクすら一般の人にはまだ手が届かないっぽい。つまりカンボジアやネパール以下な感じ。
ちなみにその自転車タクシーってのはこち亀の両津さんが乗ってる実用車というやつ。インドなんかで一般的な三輪タイプでなく普通の二輪で荷台にそのまま乗る。
試しに乗ってみると、、、2kmほど乗ってなんとお値段
「約12円」
どうなってるの???
安すぎる。参考の為にコーラ1本瓶で40円位。
さらに驚く物価は
「マンゴーほぼタダ」
道のそこここで売ってるマンゴーを試しに買ってみると
「3つで約5円」
もうタダですわほとんど。大きさは拳より小さい位だけども味はしっかりマンゴー。この季節だけかもしれないけども、とにかくマンゴーはそこら中に木があってなりまくり。全然取り切れないからこんな安いってのはあるんだけども、それにしても安過ぎる。ジュースにして売ったらもうちょっと高く売れそうなんだけどもなあ、そういう事はこっちの人はあまりしないようだ。
ただ、全部が全部安いのかというとそうでもない。あまりホテルの需要がないのかタンザニアに比べて少ない上に質は下がり、そして値段は少し高い。タンザニアでは700円程度で「結構綺麗じゃん?」ってレベルの高さだったんだけどもマラウイは1000円出して「うーん、まあこれで我慢すっか」というレベルになってしまう。
貧しい=物価安くって旅しやすいってのはある程度発展した上での事なんだなとしみじみ実感してしまう。あんま貧しいとモノ無さすぎて旅し辛い。
買う人ほとんど居ないからペットボトルの水はほとんど売ってないし、同じくペットボトルのソフトドリンクも売ってない。水は「水道水じゃないの?」という水をビニール袋に手で詰めたヤツを売ってる。ソフトドリンクは基本的に瓶のみ。
そんなヘッポコな国だけども携帯電話網だけはごく普通にあって、今こうしてもうすんごい田舎なのに現地SIM買ってネット出来てる。スピードも日本の3Gよりちょっと速い3.5G。
このアンバランスさがいかにも現代な感じ。
それではまた!
マラウイ湖は見た目は結構美しい。こうしたビーチもいたるところに。綺麗なビーチには「CampingSite」と看板が出ている事が多いんだが、あいにく僕が行った時期は暑くテントはまるで蒸し風呂。ほとんど眠れなかった。
素晴らしい出ベソ君。日本で出ベソというのは見た事がないが、こっちではわりと居た。