振り分けバッグ
メーカー | Radical Design |
モデル | Banana L |
価格 |
249ユーロ |
リアバッグ
メーカー | Radical Design |
モデル |
Rackbag L |
容量 | 30L |
価格 |
145ユーロ |
リカンベント用バッグなどという超ドマイナーな製品を作っているオランダのRadical Design社製バッグ。HPから直接購入した。
これら二つに加え防水インナー袋も注文し、価格は関税込み全部で驚きの
約6万円
・・・・・。高すぎる。
ただ、自分のリカンベントにはコレしか選択肢が無いのだ。自転車世界一周旅人ご用達バッグ、オルトリーブも実はリカンベント用バッグを出しているのだけれどソレは全ての荷重をキャリアが引き受ける構造だったので自分のリカンベントに装着するのは無理がある。
コレならほとんどの重みをシートにかけられるのでキャリアの負担を軽くする事が出来、容量も十分。全部で100Lだ。
なおリアバッグ左右に1.5Lボトルがちょうど入るホルダーが1つづつあり、振り分けバッグ上面に地図や行動食などを入れられるメッシュポケットが一つづつある。
生地自体は多少の撥水製があるが、防水はインナー袋が担う事になる。メイドインオランダで作りはしっかりしているのだが、やっぱ高いっす。
2013/12/29追記
ここまで3ヶ月使ってみたが、今の値段なりにしっかりした作りで今の所「ダメだなあ」というところは無い。振り分けバッグ上部にメッシュポケットがあるのだがそこには紙の地図やチョコバーなど入れられて便利。強いて言えばバッグに荷物をパンパンに入れるとメッシュポケットには薄いものしか入らなくなる。
ラディカルデザインのリカンベントバッグには見た目がまったく一緒の
という二つのモデルがあるが、Bananaはハードシェルシート・メッシュシート両対応、SidePannierはハードシェル用かメッシュシート用かを購入時に選ぶ事になる。バンドの取り付け位置が違うのだ。
バッグ自体はまったく一緒だと思われるのに僕の選んだBananaは50ユーロも高い。なぜ選んだかというとSidePannierが品切れでその時選べなかったから。
しかし結果的にはそれが大正解だった。というのもBananaはバンドの取り付け位置に自由度があり自分のリカンベントにジャストフィットさせられる。もしSidePanneir選んでいたら走れなかったんじゃないかと思われる。
もしこれからどちらかを選ぶという人がいたら、無視出来ない程高くなるがBananaの方を選ぶ事をお勧めする。どこかで試着出来ればいいのだろうけど、こんな超マイナーな製品は在庫として置いてる店は中々ないだろう。
RackbagLの方は取り付けにほとんど問題無い。シート・キャリア二箇所で固定する。シート側は僕のリカンベントのシート形状もあっていまいちしっかり固定出来ないがキャリア二箇所はしっかり固定出来るので今の所走行にずれたり外れたりはしていない。
容量はかなり大きくメンテ用品・一眼レフ・レインウェア・その他走行中に取り出すものを諸々入れている。底部に太いワイヤーが内蔵されているので型崩れせずさすがに高価なものだけあると思った。
ジッパーは大きめなYKK製。これはBananaも同じ。白いラインは反射素材。後ろ側にはテールランプを取り付けられるベルトループ付き。
2016年7月 旅終了時における総括
ワンタッチで取り外しできて完全防水なオルトリーブに比べるとめちゃくちゃ使いにくいものの、3年の旅で破れたりちぎれたりする事はなかった。まあ今後リカンベントで旅行するなんてアホな奴はおるまいが、もし居るのだったらオルトリーブが使えるリカンベントを選ぶべき。ヨーロッパ製でめっちゃ高いがオルトリーブが使えるってのはすごい利点。
ただし、リアバッグだけは使いやすい。ボトルホルダもついてるし、箱っぽい形状で荷物出し入れし易い。機内持ち込みも可能なサイズ。