人の辛さを見るのは楽しい。

2016/08/15 北海道・倶知安町・旭ヶ丘公園キャンプ場

 

「俺こんな楽しい事してる!」

 

ってFBの投稿って見ても正直あんま面白くないじゃないですか。なに自慢してんねん!って思ってまうし。それよかトラブル、失敗、の方が面白く思えてしまうのが人間ってもん。

 

今日はニセコ付近のキャンプ場でテント張って、周囲を身軽状態で走ってました。身軽走ると楽しい。

 

そしてかなりの晴天で暑さを感じる位。

 

んで帰ってテントに帰るとすごい異臭。白いぷるぷるしたジェル状のもんがバッグの中にいっぱいついてる。なんつうか、ちょうどアレみたいなのん。まあ、あれだ、あれ。男子の皆さんも女子の皆さんも分かるやろう。主に夜間ベットの上で見られる白いぷるぷるしたアレ。

 

しかしほんまのアレがバッグの中にあるわけないし、なんやねんコレ!

 

って考えたら分かりました。

 

一ヶ月使ってなかって今日捨てようかと思ってた鶏卵が暑さで破裂したらしい。しかも腐ってる。

 

めっちゃ臭い。

 

やばい臭さ。

 

幸いにも寝袋とか気軽には洗えないもんは汚染されておらず、洗えるもんは洗って、ホッとしてテントの中を見たらマットがアカン。

 

熱で一部剥離して餅みたいになってる。

 

これじゃ寝れん。

パンクなら直せんねんけど(これまで何回か直してた)これは修理不可能。

 

しかも見る見る内にどんどん膨らみが広がっていって完全に使用不可能になってしまう。

 

っつわけで、洗っても洗っても腐った卵の臭いと、マットが終わるという敗戦記念日の15日なのでした。

 

んではまた!

 

モンベルのU.L.コンフォートシステムパッド150である。

内蔵のウレタンマット+空気で寝心地はすこぶるよく、収納性も悪くない。エアマット使った人はパンクを過度に警戒して購入しない事もあるが3年使ってパンクは3-4回。いずれも付属のパッチを貼るだけで修理出来るのでパンクリスクと寝心地の良さを秤にかけて勘案すると、ウレタンマットよりはコッチの方が良い。

 

しかし、だ。このモンベルのマット、こういう剥離が起きる。

 

一回目は購入して3年後位。その内1年は自転車旅で毎日のように使っていて剥離してきた。幸い一時帰国と時期が重なったのでモンベル店舗へ持っていくと数日後無償で新品交換してくれた。

 

二回目は新品交換2年後。全て自転車旅でほぼ毎日使いまくり。自転車旅中は無事だったが日本で剥離してきた。この時もモンベル店舗へ持っていき「また数日後に使う予定がある」と申告すると店員さんが本社へ電話してくれて、その場で新品交換してくれた。

 

しかしこれはモンベルに限った事ではなく、ネットで見る限り競合品であるサーマレストのものであっても剥離はする模様だ。サーマレストでも新品交換してくれるようだけれど、やっぱりモンベルの方が直営店というだけあってアフターサービスは厚いかと思われる。たまたま本社と連絡がつく平日に行った僕の時だけかもしれないけど、その場で新品交換であったし。

 

というわけでトラブル報告にも関わらず、モンベルU.L.コンフォートシステムパッド、おすすめである。

ついでに、倶知安町の旭ヶ丘公園キャンプ場について

 

くっちゃん、と妙にかわいい響きのする町にある無料のキャンプ場で夏場は長期放浪系ライダーが多数集まる。屋根のある炊事場では料理持ち寄って酒盛りしたりと人付き合いが上手な人にとってはすこぶる楽しいところ。「これぞ北海道のキャンプ場」らしいキャンプ場である。人付き合いが苦手な人にとってはちょっと鬱陶しいかもしれない。

 

設備はほんと最低限。炊事場とボットン便所があるのみ。サイトは芝生だがそんなに広くはない。しかも場所によってはわずかに傾斜してる。個人用テントが15張り位で満タン。すぐ近くに温泉があるが800円もするので長期放浪系旅人はあまり行かないようだ。同じ敷地内の運動公園の事務所にシャワー室があるのだが僕が行った時には工事中で使えなかった。それ相応の気概があればすぐ近くに川があるんでそこで水浴びも可。

 

まあでも無料だし、目の前に羊蹄山がドーンと見えて景色良いし、スーパー(マックスバリュ)もバイクで5分で旅人にはめっちゃおすすめのキャンプ場だ。


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