メインカメラ

一眼レフ＆18－200mm持っていったワケだが、写真が趣味という訳ではなかったのではっきり言ってオーバースペック。乗車中はリアバッグに入れている事もあって走行中にサっと取り出して撮るという事が不可能、一旦降りないと撮りだせない。町歩きにも「重いし持っていくのん面倒臭い」と思ってしまって結果あまり使ってなかった。

 

取り出しやすいって事でサブに持ってたニコンの一番安いコンデジばっかり使ってたんだけども、やっぱりあんまり綺麗には撮れない。

 

そこでメインカメラを高級コンデジに買い換える事に。

 

カメラに今まで興味なかった人が一時ぶわーっと一眼レフに流れたのが１０年前位から。その後「一眼レフちょっとデカイわ～」となって今度はミラーレスに。そして「結局ミラーレスでもレンズ交換して撮る事なんてないわ」となって今は高級コンデジが市場賑わしてるって事で各社から結構いろんなモデルが出てた。

 

「高級」と言ってもモノは言い様で２万円前半からある。「それ高級か？」と言われるかもやけど、ローエンドデジカメだと８０００円程度からありその３倍の価格となるとまあ高級と言っても良いのだろ

 

選ぶにあたって

 

・ポケットに入る位の気軽なサイズ

・USB充電が出来る事

 

これが最重視条件だった。この内後者は宿に必ず泊まる旅人ならコンセントがあるんでそこまで問題ないけどもキャンプ生活が続く自転車旅行だとUSBソーラー充電出来ないと思いっきり使えない。

 

写り・値段・操作感・見た目も全て気に入ったのはキャノンのS120というものだったのだけれどこれは専用充電器が必要だった。起動早いしそこまで高くなくって欲しかったんやけどなあ。

 

そこで少し予算オーバーながら選択肢に残ったのがRX100。

写りは使いこなしてなかった一眼レフより良いんじゃないかと思える程。自動連写して画像合成してめっちゃ綺麗な写真に仕上げる機能とかはほんと素人がぱしゃぱしゃ適当に撮るには最高に良い。コレ使うようになって

「あ～、俺この位のカメラが一番合ってるんやなあ」

と日々実感するようになった。自分にとって一眼レフは街中をスポーツカーに乗ってるような感じ。無駄感がスゴイ。RX100はキビキビ動く元気な高級コンパクトカー。

 

ただ欠点が無いワケでもない。

一つは起動がやや遅い気がする。電源入れてからシャッター切るまで１秒位かかる。キャノンS120はもっと早い。それとこれはレンズ胴体に収納するコンデジ共通の事やけど、収納時に砂塵を噛みそうで怖い。実際サブコンデジに使ってたニコンはちょいちょい完全に収納できずに「レンズエラー」って表示が出て使用不可能になる事もあった。電池外して再起動させたりで今まで無事使えてるけども。。。

 

それとセンサー上に埃載ってしまうと掃除出来ない。自宅であれば「レンズ繰り出した上から掃除機のノズル突っ込んで吸わせる」という荒業使えるんやけど旅先ではそういう事できへんしなあ。

 

まあ欠点ないデジカメなんてないし、その点はもう仕方無い。

 

それらを踏まえてもこれはめっちゃお気に入り。埃舞ってるようなところでは取り出さないようにしよう。

2016年7月　旅終了時における総括

 

これは大正解！すぐ取り出せる位置にポーチをつけていてすぐ取り出せて、気軽に撮れる。iphone等ハイエンドスマホよりもやっぱり写りが良い。操作性もスマホより断然良い。元々写真に興味無いのに「せっかく長期旅行行くんだから一眼カメラにしよう」のだったら、カメラを持て余してしまう人が多い。長期自転車旅は「いかに荷物を軽量コンパクトにするか」が最重要なポイント。

 

このモデルはボディ両端にストラップをつけれる穴があり、ショルダーストラップが使える。スリなどがいなさそうな安全な場所ではショルダーストラップつけて散歩すると写真撮るのがますます捗っていい感じだ（という事を帰国して気づいた）