スマホ(五台目)

メーカー ASUS
モデル  Zenfone2laser
購入価格 約1万5000円

南米ペルーから使っていたソニーXperiaE4だが、バンコクでトイレに落として水没させてしまった。(その時の記事

しかしその時いたのがスマホ購入天国であるバンコク。ローエンドモデルからハイエンドまで何でも手に入る、しかも安い。

 

そこで手に入れたのがコレ。日本だと「日本版」という事で2016年4月当時で2万4000円位であったが、バンコクだと「グローバル版」で1万5000円。

 

グローバル版と日本版との違いは

・対応周波数がちょっと違う→日本でも山間部とかを除いては普通に使用可

・技適マークが無い→電波法違反らしいが、まあ日本では使わないし・・。

・プリインアプリがちょっと違う→ATOKが入ってないけど使わない

 

このくらい。この違いで9000円も違うんだから買うしかない。

 

 

しっかし、俺この旅で携帯買い替えまくり。3年でこんなに買い換える旅人もそうはおるまい。。

んで、この端末の良かったところ悪かったところ。

 

良かった点

 

・カメラの写りがいい。

今まで使ってたのはどれもローエンド機種ばかりでカメラの写りは「写ってる」というだけで綺麗なんてもんじゃなかった。コンデジとは圧倒的に差があってスマホで撮る気にはなれなかったのだが、これは不満ない程度に綺麗に写る。コンデジ取り出すのが面倒になってしまう。風景とか撮る時にはさすがにソニーRX100の方が断然綺麗だけれども、ちょっとした食べ物が思い出記録程度ではこれだけで十分と思える。

 

・スリープ状態からの起動が画面タッチで済む。

スリープ状態からトントンと画面をタッチすると起動、スリープ状態から「C」と画面をなぞるとカメラ起動など使いはじめるときにストレスがない。なお「C」や「V」や「e」などの文字に任意に起動するアプリを選べる。

 

・ぬるぬるサクサク

動きはめっちゃぬるぬるサクサク。使っててひっかかる部分とかはほとんどない。

 

・持ちやすい

背面が曲面になっていて手に吸い付くようにフィットする。どうもzenfone3ではこの曲面がなくなってしまったようだ。残念。

 

 

悪かった点

 

・バッテリーの持ちはいまいち。

2600mAhとかだったはずで、前回のXperiaE4よりもちょっと多いはずだが減りはこっちの方が早い気がする。

※バッテリ本体を見てみると2000mAhだった。安いだけあって同じモデルでも廉価版だったらしい。

 

・バックパネル開けにく過ぎ。

zenfoneシリーズでよく言われるバックパネルの開け難さ。かなり固いです。爪で隙間作って、その隙間にいらないカードとか差し込んでやっと開けられる。まあそんな頻繁にあけるもんでもないけど。

※開けにくいのは最初だけで、何回か開け閉めしてたら普通に開くようになった。

 

バッテリーの持ちもまあそこまで問題にもならないし、パネルも特別問題ない、スマホ5台目にしてようやく満足のいくものに出合ったということだ。

2016年7月旅終了時における総括

自転車旅だとスマホ壊れるリスク高いので、壊れても凹まないように高価なものは避けた方がいいと思う。そして地図として最重要アイテムでもあるので、壊れた時用に予備機もあった方が良い。スマホ地図常用しだすと紙地図は買わなくなるので、スマホ一台だけでそれが突然使用不可能状態になるとかなりキツイ。予備機は自宅に転がってる古い奴で十分。中古で数年前のモデルだった格安で手に入るだろう。地図しか使わないのだったら低スペックでも十分使える。

もしメインスマホ壊れてしまってもちょっと大きな町にいけば世界中どこでもスマホは手に入る。2016年現在であれば1万円程度のローエンド機で、ASUSやファーウェイ等有名メーカーであればネットや地図等であればごく普通にストレスなく使える。

 

なお予備機にもちゃんとメイン地図と同じ地図データを入れておく事。じゃないと意味がない。

 

6インチ程度の大画面スマホをメインにして、それにBluetoothキーボード&マウスを用意してパソコンの代用にも使って荷物削減を図るというのも良い選択肢だと思う。パソコンが荷物からなくなるってのは重さの面でも嵩の面でも非常に楽だ。

メーカー SONY
モデル Xperia E4(海外専売モデル)
購入価格 約1万6000円
OS andoroid4.4.4
ディスプレイ

5インチ(960 x 540 ピクセル

5点マルチタッチ

CPU 1.3Ghzクアッドコア
メモリ 1GB
本体ストレージ 8GB
外部ストレージ マイクロSD32GBまで
カメラ

外側500万画素

内側200万画素

バッテリー

2300mAh(取り外し不可)

その他

LTL未対応、3Gのみ。

2015年4月に日本からトルコに送ってもらって活用していたFREETEL「Priori2」。タッチパネルがかなりの安物らしく地図の縮小拡大にややストレスがあったもののそれ以外に性能に不足はなかった。アンドロイド4.4にも関わらずSDカードがフルに活用出来たってのも気に入っていた。(4.4はSDカードに書き込み制限がある) 1万円の端末にも関わらずアンドロイド5.0に更新されるというメーカーの意気込みも良かった。まあ更新しても特にメリットは感じられなかったが。


スマホの中でも一番低価格帯のものにも関わらずごく普通に使えていたのであったが、ペルーの観光地クスコで人ごみの中盗人にすられてしまう。


予備として以前使っていたサムスンのローグレード機があったが地図を完全にスマホに頼っているので一台だけでは心元無さ過ぎる。


幸い同じ宿にスペイン語を話せる日本人がいたので、翌日には一緒に市場へとスマホを買いに行った。



途上国の常として、正規のキャリアショップ以外にも市場にもガラスケースの中にスマホ・携帯を並べただけの小さな店がたくさんある。


低価格帯だと2年前のモデルとかがわりと普通に並んでいた中で、今年上旬発売でしかもソニー。スペック的にも問題なし、しかも値段が安い。



市場の店だと1万6000円。キャリアショップで聞くと1万7000円。ペルーだと1泊分の差だ。色が市場のものだと白しか選べなかったが、箱とか見る限りちゃんと新品の正規品だったし、なによりお店のおばちゃんの人柄が良かった。少々迷ったものの、ま、色なんてどうでもいいか、と思って市場で購入。


使い出してまだ1週間ほどではあるが、良かった点悪かった点を列挙してみよう。


良かった点

・ソニー製であること。

要するにコレに尽きる。廉価なものではあるもののソニーって名前が入ってるんですごく安心感。愛着が持てる。廉価品ではあるが「これ安物なんだよなあ」という情けない感が無い。高級感こそないが安物感もない。


・電池の持ちが良い。

容量は2300mAh。数字だけ見ると大容量ではないものの、画面が細かすぎないんで電池を食わない。ハイエンド機と比べれば画面は粗いかもしれないが普通に見る分には特に荒いとは感じ無い。十分綺麗。STAMINAモード使えば使用時間がすごい延びる。電池68%で通常スリープ状態待ち受け1日6時間がSTAMINAモードだと11日になった。


・ストラップホールがある。

画面がバリバリに割れたiphoneやその他スマホをよく見かけるのだが、あれはストラップあったら結構防げるのではないかと思う。それでも「デザインの為」ストラップホールの無いスマホのなんとも溢れていることか。デザインの為にストラップホールないのに、ストラップを付けるためにスマホケースを使うという事になってるのに、なぜホールを付けないのか不思議。スマホは道具であって装飾品ではなかろうに。

しかしこのエクスペリアE4にはちゃんとホールがあってストラップ装着可能。これが購入の決め手となったほど。走行中に取り出して地図確認する事が多いんでストラップは必須なのだ。


悪かった点

・SDカードがフル活用出来ない。

アンドロイド4.4.4なのだが、アプリのデータをSDカードに書き込んだり移したり出来ない。SDカードにデータが書き込めるのはカメラ位。地図アプリでネット上から地図データをダウンロードする事が多々あるのだが、本体にはダウンロード出来るがSDには出来ない。これめっちゃ不便。ただしSDからの「データの読み込み」は出来るので、地図データはまず他のスマホでSDにダウンロードして、それをPCを介してE4のSDカードに書き込むという手段をとっている。廉価モデルだけあって本体ストレージは8GBしかなく、そこに数百MBもある地図データを何枚も入れるのは無理がある。もっともこの書き込み制限は当該端末のせいではなく、OSのせいではあるが。


・バックカバーが汚れ易い

梨地の白いカバーは傷こそ付きにくいがすぐに汚れてしまう。梨地なんでただ拭くだけでは汚れは取れないのでカバーだけ外して歯磨き粉つけて指で擦り洗いすると綺麗になった。黒だと汚れ目立たなくっていいかなっと思う。



以上のように今のところ使っていて不満は無い。SDカード書き込み制限も四六時中影響を受けるわけでもない。思えばPriori2は充電中はタッチパネルの誤動作が激し過ぎて使えなかったり、見た目が貧乏臭かったりで愛着自体は持てなかったし、買い替えるきっかけが出来てよかったかなあ、と今では思っている。まあ盗まれたのはムカツいてペルーがやや嫌いになってもしまったが。


高いお金は出せないけどソニー製スマホを使ってみたい、という人にはお勧めである。

以下はペルーで盗まれたスマホ

メーカー Freetel
モデル Priori2
購入価格 1万円
OS android4.4
 ディスプレイ  4.5インチ
CPU 4コア1.3Ghz
メモリ 1GB
内部ストレージ 8GB
外部ストレージ microSD64GB使用可
カメラ 外側500万、内側200万
その他

GPS、googleplay対応

4GLTE未対応・3Gのみ

マラウイでタブレットが壊れた後残されたネット端末はサムスンの途上国モデルのスマホだけで、これがまためちゃくちゃ反応が遅い。アプリ開くのもワンテンポどころか数秒待たされるし、5-6秒プチフリーズする事もしばしば。


ネット見ようものなら見てる時間より待ってる時間の方が長いんじゃないかってくらい待たされる。


アフリカからトルコに戻ってくる際に日本からノートPC等を送ってもらえるように実家に頼んでいたのでついでにアマゾンでこのスマホ買って同封してもらう事にした。


本体のみ1万円、予備バッテリーやカバーがついて1万3000円と、現在日本で売ってるスマホの中では最低価格帯。それでもスペック自体はメモリも1GBちゃんとあるしクアッドコアだし画面も小さすぎない4.5インチ。LTEには対応してないもののそもそも海外では一部都市部でしかLTE整備されていないし、SIMカードも滅多に買わないのでwifiさえ使えれば問題ない。日本でも出先でちょっと調べ物する位だったら3Gでも十分使えるというし。


比較対象がサムスンのシングルコアのものという事もあるが、



「めちゃくちゃサクサク!」


シングルコアのスマホというと4年位前のものと同じ位の性能だろうからそれと比較すればそりゃすごいと感じるのも無理はないかもしれない。が、アプリの切り替えやネット見る分にも待たされる事もないし、SDカード64GB入れておけば容量不足になる事もまあない。


カメラの写りはそれは高級モデルには負けるのは当然だけど、HDR(何枚か連写して明暗を都合の良いように合成する機能)もついてて「その時その場所の記録」として使う分には問題無い。どうせどう頑張ってもスマホのカメラは高級コンデジには負けるし。


旅には肝心のGPSの精度及び掴みもまったく問題無い。


電池の容量及び持ちも4.5インチスマホだったらこんなもんだろうというレベル。特に良くもないし悪くもない。


見た目は高級感は無いが、まあスマホなんてタダの道具だと割り切れば見た目なんて気になるもんでもない。


唯一の気になるのは画面のタッチ操作にちょっと違和感があるという事。

画面中央にやや感知鈍いところがある。

これは構造上の問題による。どうもコスト削減の為二枚のシングルタッチディスプレイパネルを中央で結合して擬似的なツインタッチディスプレイにしているかららしい。

画面中央付近で二本指だと感知しづらいが、ズームする際には2-3センチ指を離して操作すると問題ない。


「やっぱ安物はあかんな」


と思えるか


「こんなもんやろ」


と納得できるかはその人次第。指の操作は慣れれば特に問題なかった。シングルタッチでスワイプする分にも問題無い。


お金持ってる人やスマホとかのデジタルモノが趣味として好きな人はさておき、電話してちょっとネットで調べものして、たまにフェイスブックとかラインとか定番アプリくらいしか使わないという人には最低価格帯のものでも十分ではないかと思う。

 

なおLTE対応モデルも出ていてるけれど、7000円も高いので買い得感は薄め。




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