アイウェア本体 | |
メーカー | ジャイアント |
モデル | RAPTOR1(DAY&NITE) |
購入価格 |
10,500円 |
視力矯正用インナーフレーム&レンズ | |
メーカー | ジャイアント |
モデル | RX INSERT |
購入価格(インナーフレーム) | 525円 |
購入価格(レンズ・眼鏡店で購入) | 11,340円 |
自転車用サングラス、アイウェアである。自転車世界一周をしている人のブログ等を見ていると、どうも近視の人は少ないようでメガネ姿は少数派であった。まさかコンタクトレンズで長期自転車旅行をしているはずはない。そういうわけで、自転車世界一周ブログ等でメガネの紹介をしているのは見た事がない。
僕は視力が0.01付近の極度の近視でメガネ無しには生きられない。従って自転車世界一周においてもメガネは必須だ。
レーシック
という選択肢もあったが、もし手術を受けて後遺症が残るような失敗だと何年もかけて準備してきた旅自体を諦めねばならない。それだけは絶対嫌だ、という事でレーシックは選択肢から外した。眼科医もレーシックは避けた方が良いと言ってた。後遺症に悩む人は実際いるのだそうだ。
普通のメガネだけでも自転車旅行は出来るのだけれど、走行中の風や塵から目を守るのには目を覆うような形のアイウェアはあった方が良い。それにこれが一番だが、アイウェア付けてるといかにも「スポーツ楽しんでます!」って感じでサマになる。カッコワルイよりもカッコイイと自分が思える方が行動が前向きになれて僕は好きなのだ。
さて、メガネ君の度入りアイウェアといえば
イタリア・ルディプロジェクトが有名である。トンネルなどではパカっとサングラス部分を上げる事が出来る。ただ、コレ高い。。本体だけで3万円以上。レンズ入れると4万円位。
そこでネットの海から釣り上げたのがジャイアントのアイウェア。ジャイアントらしくコストパフォーマンスは最高。1万円で調光レンズ。度付きレンズ入れるインナーフレームに至っては500円だ。調光レンズというのは紫外線でレンズの色が変わるレンズの事。
これだけ色が変わる。昼も夜も使えるという事だ。レンズ黒化状態ではインナーレンズもほとんど目立たなくなるが、透明状態ではちょっと目立つのは仕方が無い。ちなみに黒←→透明の変化は数十秒。トンネルとかでは対応不可能だが、ちょっと室内に入るという状況には十分に対応出来ると思う。
インナーレンズは小さいが目に近いので視界の狭さはほとんど感じない。というか普段使いの細長いセルフレームのメガネより視界が広い。
目に近いので睫毛が当たる事を心配したが、鼻パッドが自在に調整出来るのでその点は問題無かった。
ただ外側レンズが顔に添って大きく湾曲してる故、インナーレンズは多くの眼鏡の遣われている非球面レンズを使えず球面レンズを選択せざるを得なかった。見え方は普通のメガネと比べると最初は少し違和感があった。コレは1時間も自転車に乗ってたら慣れた。走行中はかなり良好な使用感である。メガネ付けてるのを意識しないくらい。コンタクトレンズ+アイウェアより良いと思う。コンタクトレンズは心の奥の方の緊張感がずっとある。コンタクト経験者の方は家帰ってコンタクト外してホッとするアレを思い出せば分かると思う。
しかし自転車走行中と普段では目の使い方も違う。走行中は正面付近を見ている事が多い。球面レンズでも正面付近を見る限り違和感はない。しかしコレ装着して本読んだりPC作業したりしようとはあまり思わない。けどコレで日常生活全てをこなそうなんて人はまずいないだろうからメガネ君で自転車世界一周とかする人にはコレを選択肢に加えてもいいと思う。
普通の眼鏡では走行風から目を守る事は出来ない。機能面から見てもオススメだ。