高度計

アナログ式の高度計。高度が上がると気圧が下がる現象を利用したもの。現在地の高度を予め計器の指標と合わせる必要があるのと、気圧で指標が変わるので天候にも左右され多少の誤差は出てくるらしい。

現在地の高度はグーグルアースで調べられ、毎日合わせる必要も無いだろう。

バスや鉄道で移動する旅人は高度をさほど気にする必要も無いが、自転車はそうはいかなさそうだ。標高3000ｍ以上を旅した事がある人なら分かると思うが、高度が高いとすぐ息が切れる。無理して高度を上げると高山病にもなってしまう。

高山病を防ぐには少しづつ高度に体を順応させていくしかないらしい。

そうした意味で今回この高度計を持っていく事にした。現在地の高度をしっかり認識して高山病を予防するのだ。

とはいえ、当初通ると思っていたチベット高原やカラコラムハイウェイは治安や通過許可証の問題でどうやら通らないっぽい。

高山病を恐れるほどの高度は走らないかも。まあでも

「ここらへんはこんな高度なんだ」

とか

「この峠は2500ｍあるぞ」

とか一人でイヒヒと笑える、そんな自己満足アイテムではあるはずだ。