サスペンション

KS-300N リアサスペンション
KS-300N リアサスペンション
メーカー カインドショック
モデル  KS-300N
購入価格 6000円位

フレームセットに標準装備だったのはDMNだかなんだかのコイルサスだったんだが、コレがまたあまりにも安物サスで「ダンパー無し」のただのバネがついてるだけ。買った時点でストロークするとギシギシ鳴っていてクレーム交換した事がある。そして1万キロ乗った時点ですでに中心の軸はガタが来てもう前後左右にグラグラ、ギシギシ。ギリギリ抜けないというレベル。サスがそんな状態なんでスイングアームも横にグラグラする状態。

 

1万キロでそんな状態になるなんてなんつうクソサス!

 

かつて大阪のスギムラ商店がパフォーマー製リカンベントを売っていた事があったがスギムラ扱いではこのサスがロックショックスか何かのちゃんとしたエアサスが装備されていたので「このサスはダメだ」という事だったのだろう。

 

そんな事は露知らず、いやちょっとは知ってたんだけども

「エアサスは性能良いけどもし壊れたら即乗車不可になるんで、まあ標準のコイルサスで良いか」

という事にしておいた。

 

それがこんな風に軸がグラグラになるとは思ってなかった。

 

一時帰国の際に折れたスイングアームを交換したのだが、そこで発覚したこのサストラブル。せっかく、というか交換必須だったのでどのサスに交換するか検討したところ、ピボット間長が150mmとMTBではあまり使われてない長さだったので選択肢が少ない。だいたい165mmか180mmかがほとんど。さらにMTBではコイルサスなんてほとんど使われていないようなのでコイルサスなんて売ってない。

 

結局選べたのはコレ。商品説明にはっきり「街乗りMTB用」なんて書いてる位の安物サスであるが、それでも一応オイルダンパー付きなんでまだマシだとは思う。。。どうなる事やら。

 

日本で使うんなら軽いし性能も良いしでエアサス一択なんだがなあ。

2016年7月 旅終了においての総括

 

サス本体の不具合は無し。オイル漏れ等も見られない。3万キロ位まではネオプレーン生地(ウェットスーツの生地)でカバー作って泥や塵を防いでいたのが良かったのかもしれない。途中で破れてきたんで廃棄。

 

サス本体は性能維持したものの、スイングアームとメインフレームを結ぶ支点のブッシュベアリングが磨耗してガタガタになってショック吸収機構は機能不全になった。スイングアームが動く状態にするとギシギシと音を立てはじめたので、サススプリングのプリロードを最大に強めてスイングアームをほとんど動かない状態にして乗っていた。

 

悪路で腰上げることが出来ないリカンベントは、サスはあった方がいいかなと思ったが、サス動かない状態にしても乗り心地はそんなに変わる事もなかった。故にリカンベントにサスは全く不要だと思う。不要どころか壊れるリスクや重量増という事もあり、サスは害悪でしかない。


概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
たぶん日本人初、リカンベント自転車による世界一周を綴るホームページ。