2015年04月14日 トルコ・イスタンブール
ヨーロッパはキャンプ場もたくさんあるというし、野宿もかなりし易いという事もあって自転車旅の場合は物価の高さに泣くという事もあまり無いみたいなんです。
けれど、見所見て回るには自転車だとかなり無理がある。あっちこっち行くにはEU内滞在期限90日は足りない。そもそもヨーロッパで見たいところというのがほとんど無い。「世界一周って銘打ってるし一応ヨーロッパも行っとかなアカンかな」って位の気持ちです。
そんなワケで今からヨーロッパ旅するというのに
「ヨーロッパの次どこ行くか」
という事ばっか考えてます。
以前はヨーロッパの次はアメリカ横断かなって考えてました。南米もういいかなって。
南米は頻繁に自転車旅行者が襲われるというイメージがありましたし。けれど調べてみると襲われるのは中米の特定のルート、そしてペルー北部の特定のルートくらい、というのが実際のようなんですね。もちろん町中でいきなり殴りかかられるとか拳銃つきつけられるというのもあるのでしょうけどそれは夜出歩かないとか、人気のない路地に入らないとかで回避できること。
そんなワケで南米旅も今考慮にいれてます。
具体的にはポルトガルからペルー首都に飛び、そこから南米最南端ウシュアイアを目指すルート。
このルート間は比較的治安も良さそうであるし、自転車旅行者には有名な南米一の悪路、4000m越えの通称「宝石の道」というのも通れる。
さらにパタゴニアという山と湖と草原のエリア。
かなり魅力的。宝石の道は今からでも想像出来ます。
「こんなとこ来なけりゃ良かった~」
って言いながら自転車を押してる自分が。
パミールハイウェイと同じ位きつい道。ただパミール走破出来たんなら大丈夫かな、とも。
ウシュアイアからはバスか飛行機でアルゼンチン首都まで行き、そこからカタール航空でタイバンコクまで。バンコクから自走で上海まで行って、そこから国際フェリーで日本帰国、というのが一つの案です。
アルゼンチンからバンコクまで17万位ってのは目を疑う価格だったのですが、地球半周する位の距離なんでこんなもんなんですかね。
まあポルトガルまではまだ4ヶ月以上先の話なんで走りながらゆっくり考えたいと思います。
それでは。