JICA隊員輝いてる。

こんにちは。足痛めてしまってずるずると1週間同じ町に滞在中の吉原です。

この町の手前の集落で知り合った孤児院でボランティアしている日本人女性と、そして近くで活動しているというJICA隊員とで先日一緒に飲んできました。

「JICA隊員!」

なんてかっこいい響き。特に

「隊員!」

「そっちかい!」

ってツッコミ来そうだけども、かっこいいじゃないですか。隊員。胸を張って「隊員」って言えるのはこの他自衛隊か消防隊くらいしかないですやん。いいなー隊員。こうなんつうか、言葉に使命感ありますよね。俺もなんかの隊員になりたいんですが、なんかないですかね。


何やら彼は元公務員でこっちでは道路行政に関わってるとの事。


「おお、すげえ」


ってよく聞くと、

「JICAあるあるで、実はこっちに来てもやる事は最初特に何もなかった。仕事探すのが仕事だった。なんだったらデスクすら用意されてなかった」

との事。


「井戸掘る!」とか「柔道教える!」とかだったら最初っから目的はっきりしていて仕事もあるんだろうけども、「行政」とかあまりにも範囲広過ぎていくら日本で経験積んでいたとはいえ、一人で現地の役所に派遣されてそこで仕事をする、といってもそりゃ探すところからになるんでしょう。必要だから派遣されたのでは???と思うんですが、まあそこはゆるーいアフリカならでは、なのかな。


家に泥棒入って金目のもの全部盗まれたり、日中強盗にあってこれまたカメラとか強奪されたり、警察に行ったら「捜査費用よこせ」と強請られたり(後発途上国ではよくある話)、となかなかハードな生活を送ってるそうですが「帰りたいとは思わない」と力強い言葉。まだ任期は1年以上。2ちゃんとかネットの書き込みなんて見てると重箱の隅つつように他人の失敗ばかり口汚く攻撃して、日本人大丈夫か?と思ってましたが、JICA隊員見てるとなんか安心です。いやーほんと輝いてました。


あまりの楽しさにビール飲み過ぎて今日は頭痛い。。

それではまた。


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