ついにアフリカ最南端に。

2015年03月25日 南アフリカ・ケープタウン

音信途切れご心配かけて申し訳ありません。


本日3月25日午後3時過ぎ(現地時間)ついに!ついにタンザニアダラムエルサラームから南アフリカケープタウンまで約6200キロ完全走破しました!


本当に辛かった。文が長くなるかもしれません。


アフリカ、その響きは特に先進国に生きる僕にとって何か心を揺さぶるものがあります。その思いはおそらくこれを読んでくれてる人たちにもある一定程度は共通するものだと思います。


時にはジャングル、時にはサバンナ、そして砂漠。未開の民族。

そうしたイメージが即座に脳内を支配してしまうのがアフリカであろうかと思います。

僕が走った6200km、それは日本的距離感から言うと相当な距離になるはずです。それでもアフリカ大陸の南半分を右な斜め下に走ったに過ぎません。ですからアフリカ全部が分かった、なんて言うつもりはありません。

ジャングルやサバンナ、砂漠はイメージ通りでしたが住んでる人はわりと普通、肌が黒いだけで紳士的な人もいるし、野卑な人もいる、おばちゃんなんて大阪のと一緒な感じだったりしました。

しかしあくまで僕はアフリカの一部を
走った、ただそれだけです。

でも、辛い事しなかった。

ごく一部、アフリカ象に出会ったとかの楽しみを除けは45度を越すような酷い暑さ、人口密度低すぎて水や食料の補給すら満足にいかないなど、自転車で旅するにはきつ過ぎる土地でした。

きついからこそ見られる絶景、というのも僕の走ったルートでは皆無。ただジャングルと荒野と砂漠が続くだけでした。

アフリカを走ってまったく後悔が無かった、というと嘘になるかもしれません。

5ヶ月超、相応の費用をかけたこのルート、「アフリカ」という言葉の響きのわりには強烈に思い出すものはないのが正直なところ。

でも、「時間による美化作用」によって僕のこのアフリカ旅もいつかすばらしい思い出になる事になるはずです、。


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