土砂降りの中うんこした事はあるか?俺はある!

2015年01月15日 ザンビア・カテット(katete)


ども。1週間ほど一緒に走った日本人夫婦サイクリストはザンビア国境の町から首都ルサカまでバスで行くとの事で今日でお別れ。国境から首都までの600キロは地図で見る限り町と町との間隔が広く補給や宿泊にやや困難が予想されるからという事でした。

同じ自転車旅人でも楽しくなさそうなところはバスですっ飛ばすという人もいます。僕はやる気がある限り、よほど危険じゃない限りできるだけ自走で行きたい。

久々に一人旅という事で「おっしゃー!600キロ行くで〜!」と意気込むのもわずか5キロ。いきなり舗装が切れてオフロード突入です。マラウィとザンビアの国境を結ぶ道ってのにこの始末。まあ工事中だったんですがそれでも40キロもオフロード走らされました。

ようやく舗装路に入った途端に次は雨。しかも土砂降り。急いでカッパ着て、5キロほど走ると集落あってそこで雨宿り。ニワトリも同じひさしの下に避難してきました。ピヨピヨとヒヨコも賑やか。ザザ降りの雨を眺めてるその刹那、事は起こりました。

「腹が痛い。。。」

何もこんな時に。しかし腹痛というのはこういう時にこそ起きるもの。

土砂降り、そして小さな集落。少し我慢したものの肛門を突撃してくる攻勢には勝てるはずもなく、隣のひさしに避難していた村人にトイレの場所を聞きます。こっちの小さな集落は共同トイレ式。

地面は川のように水が流れていく中、つま先歩きで共同トイレの前へ。

ギギ、、、

「あれ?なんか明るい、、、っていうか雨降ってるやん?!」

そうです。このトイレ、屋根がなかったのです。頭隠して尻隠さず、ではなく、全部隠れてるけど頭だけはお天道様、いや雨にバレバレ。容赦なく降り込んできます。しかしもう我慢の限界。さっとズボンとパンツをずらし、用を足します。

ポケットから出したトイレットペーパーは見る見る内に濡れていくのでほんの2回しか拭けなかったもののここは緊急事態、仕方ありません。

土砂降りとはいえ和式スタイル、上下カッパを着ている事もあってこの時点ではさほど濡れてはいませんでした。

「お、良かった、あんま濡れんかった」

っとパンツとズボンをあげようと立ち上がったその時です、事件が起きたのは。

しゃがむ事によってカッパの前ごろもの部分がちょうどプール状になっていたようでした。そこには大量の雨水。

そして立ち上がる。

どばー!!

パンツとズボンの股間部分に容赦なく流れこんでしまいました。

びっちゃびちゃ。

うらめしげに空を見上げ、振り込む雨を浴びながら

「ばかやろおー!!」

そう叫ばないではいられない、ザンビア一人旅初日でありました。

※ザンビア、ヤバいです。物価はペットボトルコーラ100円、安食堂の定食200円位、そこまで高くはないですが宿代がおかしい。トイレシャワー共同(シャワーじゃなくってバケツの水渡されるだけ)の今まで泊まった中でも最低辺のボロ宿で1000円越えます。ギブミーマネーは言われなくなって人の程度もマラウイより良い感じですが旅はし辛そうです


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