SIMカード買ってどこでもネット出来るようになってしまった。

2014年12月15日 タンザニア・マコンバコ

 

「ネットはwi-fi飛んでるところでつなげるもの」


と今まで考えてた。けどヘッポコ途上国でもスマホは4Gは無理だけどもなんとか3G網は整備されつつある様子。海外で現地でSIM買うという人も時折聞いたけどそれは現地に半ば住むような人の話で


「現地で誰かと電話する機会なんてないし」


自分には関係ない話だ、と思っていた。


しかし、時代は携帯で電話するだけじゃない。こんなヘッポコな国で携帯でネットする時代になっていたらしい。


それでも僕のスマホは途上国向けの低スペック機でこれでネットするにはストレス溜まりまくりんでネット端末としては考えてなかった。なんせ今時シングルコアだ。


でも「デザリング」という機能を使えばスマホはネットワークを接続させるルーターとしての機能さえやってればいいのでシングルコアでも特に問題はない。(デザリングっつうのはスマホで送受信してる携帯電話網をwi-fiで周囲の端末に接続させる方法。スマホがwi-fiルーターとして機能するのだそうだ)。


タブレット自体は安いけど性能は高いASUSのもの。4コアである。ネットワークさえ速ければインターネット見るとかだったらまったく問題ない性能のもの。



という訳で昨日こっちのSIM買ってきた。挿しただけでは使えずなんだか設定こねくりまわしてようやく接続。


そこらへんで売ってる「携帯電話キャリアのプリペイドクーポン券」を買って、電話操作で料金をプリペイドアカウントに入金。「1日使い放題」とか1ヶ月2GBとかいろんなプランがある。

使い方が全然分からなくって最初は戸惑ったものの使い慣れるとプリペイド式ってのは「使いすぎ」というのが無いので良い。


料金はちょっと忘れてしまったが(コレ書いてるのが12月後半でマラウィに入ってる為)1日使い放題でコーラ1本分位だったような。1ヶ月だと当然もっと割安。


肝心の速度だけども大きな町だと3G回線で「途上国のネットカフェよりは速い」レベル。動画見ない限りはわりとサクサク使える。小さな町や村だと2Gに落ちて軽いFBやLINEアプリとかがギリギリ使えるレベルになる。


しかしそれでどこでもネットがつながってるというのは、もう


「アフリカに居てる気がしない」


便利にはなったが、、なんうつか、旅のロマンはなくなってしまった感じはある。しかし、戻れないんだなコレが。一旦便利を覚えてしまうと。


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