自転車持って帰らなくてもいいやん。

2015年03月03日 ナミビア・ウイントフック


ナミビア首都ウイントフックに到着です。

ボツワナ入国時から1,500キロ一緒に走ってきた日本人夫婦サイクリストとはここでお別れ。


彼らはここからバスで南アフリカまで行くのだそうだ。アフリカはもうウンザリしていて、そのバスに乗ろうかなとも考えたけれど乗ったら絶対後悔しそう。せっかくここまできたのだから『アフリカの先っぽ』まで走っていくことにします。

時折出会うバイク旅行者。俺が乗りたいBMWの大型バイク。羨ましい。


・・実は自転車がヘタってガタガタで、文字通り後ろ持って揺するとガタガタ鳴るくらいなんです。正確には後ろホイールを支えるフレームと主フレーム繋ぐ軸受け部分がすり減ってしまって隙間が出てきてる。軸受けは日本から送ってもらっても現地では交換できないっぽいし。


南アフリカの後はヨーロッパ横断、その後南米縦断しようと思ってましたが、悪路続きの南米は自転車持ちそうにないんで南米止めにするかもです。代わりに易しそうな北米横断、そして最後日本帰国の時に


「自転車捨てて帰ろうか」

とも。

なんつうか、この自転車日本ではまず乗らない。実際日本に居る時も滅多に乗らなかったし。さらに飛行機載せるのにエアラインによって半端ないお金かかる。頂きもののホイールだけは軽いしさほど大きいものではないので記念に持って帰るつもりだけども。

そう考えると気が楽になってきました。自転車輸送ってのは金銭的にもそして精神的にもものすごい負担なのです。

「ああ、別に持って帰る必要もねえんだな」

と。

苦楽を共にした自転車ではあるけれど、思い出だけ持って帰れば十分。モノなんてあ世まで持ってけないしね。

それではまた!


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