SPDシューズ補修。

2016/01/10 首都サンチアゴ

 

僕は自転車専用のSPDシューズを履いている。簡単にペダルとの脱着が出来るやつだ。趣味としての自転車乗ってない人にとっては

 

「そんなの危ないんじゃない?」

 

と思われるだろうけど漕ぐのがすごく楽になるし外すのも簡単なんで危ないって事はほぼない。万が一コケても自然と外れるようになってる。さらに言うとリカンベントだとこういう靴じゃないと長距離なんてとても漕げない。

 

とにかく自転車漕ぐにはめちゃくちゃメリットのある靴なんだけども、日本人で自転車世界一周してる人でこの種の靴は履いてる人ってなぜかほとんど聞かない。たぶん僕みたいに観光にほぼ興味なくってただ走ってるってだけだとこの種の靴で問題なくって、他の人は観光とかもちゃんとするからだろう。やや歩き難いのだ。

 

足の裏に金属の部品があるんだけども、その周囲のゴムがかなりへってきた。それに伴って部品も磨り減ってきて、これは手持ちの予備と交換するともう出っ張って出っ張って歩きどころではないレベルに。

 

ビーニャデルマルで長居してる時に思い切って新品を通販で買おうかと思ってたんだけど、いつ届くか分かんないしそもそも結構高い。さらに裏ゴム以外はまだ使えるってので、どうにかならんかなーと思っていた。

 

簡単に「買えない」という事は人にアイデアを生ませるようで、ふと思い立ったのだが、ゴム補修用品なら俺持ってるやん、って事。つまり、パンク修理用のパッチ。

 

パッチ自体はかなり持っていたのでコレを何枚も重ねて張り合わせてみると・・・、結構良い感じに。

 

歩いても金属が当たらずにめちゃめちゃ歩き易くなりました。パッチ自体はすぐ磨り減ってしまうので、その後道路に落ちてたシート状のゴム(たぶんトラックのタイヤのチューブの破片)をこの上に瞬間接着剤で張り合わせてもはや完璧。

中の金具交換したところ、ここまで出っ張ってしまうことに。これじゃ歩けない。

何枚も張り重ねて、金具と面一に。これで歩ける。

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