クスコ到着。

2015/10/11

数日前になりますけどクスコ、着きました。バスだとリマからクスコまで24時間位で行けるらしいんですが自転車だと33日間かかりました。その内休養日が10日間くらい。4200m、4500m、4000m、3700mの四つの大きな山越え。ナスカからだと距離は650km程ですが、その内たぶん250kmは徒歩です。


もうね、あの自転車ってほんと上りに弱い。結構値段高いんです。リカンベントにしては安いというものの原付余裕で買える位します。でも段差とか越える時軋んだだらダメな部分が軋みます。前のブレーキ強くかけるとフロントフォーク(前輪支えてる二本の支柱)が怖いくらいたわみます。そしてさらに軋む音がします。折れそうです。っていうか急ブレーキだと確実に折れます。だから前ブレーキ基本的には使えません。設計強度的にどうなの?って感じです。実際フレーム後部なんて1回折れたし。「これママチャリの方がマシだったなじゃねえ?」って最近よく思います。あと「壊れねえかなー、壊れたら『仕方なしに』普通のマウンテンバイクとかに買い替えられるのに」とか思ったりしてます。5万位の安いマウンテンバイクの方がたぶん総合性能良いです。クスコには立派な自転車屋あるしマジで買い換えたい。


あと、クスコといえばマチュピチュ。マチュピチュだけを見に日本から高いお金出して来る人もたくさんいるそうです。でもガイドブックとか見てもまったく1mmも行きたい気持ちにならないんです。なんでだろ。ってわけで行きません。山ん中は散々走ったしキャンプしたし、地図見返すとマチュピチュまで50km位まで近寄ってたようです。ま、それでいいなじゃないかな、と。

んでなぜそんな苦労してまでクスコに来たかというと、日本人が集まる宿があると聞いたからです。1ヶ月ぶりに日本語話したかったんです。ってか英語通じないからマジでここ1ヵ月会話してないんです。会話がしたい。


なんかすげえ石畳の階段の上にある宿で、自転車抱えて辿り着くには大変な苦労が必要だったんです。で、来てみると誰も居ない。なんで?しかも宿事情もそんなに良くない。ドミ(数人の相部屋)のわりには高いし。


もう愚痴ばっかですみません。それほど辛かったんです。


まあでもとにかく、この町には日本食屋もマクドもあるし、ここでしばらく休んでボリビア目指します。

それではまた!

前方に見えるのは標高6200m位の山。南米最高峰アコンガグアが6900mくらいですから結構な高さの山です。山道走るのは(押すのは)めっちゃ大変ですけどこうして雪山見れるってのは楽しいもんです。

ペルーは政治に不満がある人が多いのか路上でデモやってるのんよく見かけました。そしてそれが極まると道路に障害物置いて封鎖する様子。首都リマと世界遺産でもある一大観光都市クスコを結ぶ主要道も封鎖されました。って言っても自転車は通れるし、殺気立ってる感じでもなく、なんだかちょっとしたお祭りみたいな感じ。2時間位で解除されたようです。

20年位前に流行りませんでしたっけ?エアープランツ。空気中の水蒸気だけで育つ草ってやつ。たぶんアレの仲間だと思うんですが電線にくっついてた植物がありました。


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