いざアンデスへ。

2015/09/11~17 ChinchaAlta→Nazca 約250km



ペルーの宿は質高く価格は安い。

どこに行っても犬がいる。おとなしいヤツが多く、走ってて吠えておっかけてくるヤツもいるけど本気じゃないんで怖くはない。

ちょっと長過ぎやろ、というトレーラー。風力発電機の支柱運搬中。

すれ違い不可能なトンネル。向こう側見えるからなんとかなってる。インドだったら間違いなく両側から進入してどうしようもなくなってるはず。

トンネル越えたら下り道。ここでブレーキの利きが悪くなりびびる。パッドが磨耗すると構造上結構急に効きが悪くなるのだ。

ナスカの地上絵エリアに入った。

平原にある展望塔。

地上絵で有名なナスカ。町の手前に約80円で上れる物見やぐらでちょっとだけ地上絵を見れたんでそれで満足。

普通の旅行者にとっては地上絵の町なんだが自転車旅行者にとってのこの町は


「登山口」


なのだ。なぜならばここから苛烈なアンデス山脈へと入っていくから。ここから次の大きな町クスコまで650km。ナスカの海抜は550mほど。ここから一気に4500m位まで上がる。最初の100kmはウネウネした完全な上り。途中に町は無い。たぶん乗れないんでずっと歩いて押す


クスコまでの獲得標高(上った高度の合計)はなんと8000m以上。エベレスト並みやん。


そんな無茶な山越え長距離を、上りに一番向いてない自転車で挑む僕。

アホだなって思う。


バイオハザードをナイフだけでクリアしようとするほどアホだと思う。

上ってる時


「なんでこんなとこ来ちゃったんだ」


って後悔する自信がある。100%後悔する。辛いし後悔するのが分かってるのになぜやるのかって?

アホな事に全力注ぐほど面白いことはないからさ。


んじゃ、アンデス行ってきます。


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