2016/02/19 チリ・アウストラル街道コクラン
いやー今まで走って来た中でも3本の指に入るほどめちゃくちゃ綺麗なとこでしたわ。アウストラル街道南部。っつうかさ、もう遺跡とか町とか飽きてくるやん。南米って町どれも似たようなもんやし。南米来るんやったらここだけでええんちゃうんかって思った。それほど最高に美しい。川とか巨大な湖ですらなぜかエメラルドグリーンだし。タイの海かよ!!って位すげえ綺麗さ。誰かバスクリン入れてんじゃねえやろか。
でもねー、ここはバックパッカーじゃあ魅力半分も味わえねえんだ、すまんなーバックパッカーなみんな。わはは。そもそもバスもほとんどないしあっても運賃高いらしいし、多くのバックパッカーはヒッチハイクしてる。けどスペイン語話せにゃヒッチはむずいし、車だと途中途中の絶景心行くまで楽しめないし、気に入ったところでキャンプなんてのも普通は無理。
「自転車だからこそ楽しめた?」
答えはノンノン。
正直言って、ここは自転車で走るとこじゃねえ。
「え?なんで?自転車だとどこでもキャンプ出来るし風景も楽しめるし・・・」
そう言うだろう、でも、ここは
「バイクで来るところだ!!!」
めっちゃ道悪いし平地らしい平地なんてほとんどない位アップダウン連続。俺の体力とリカンベントじゃ半分は押してたし。もう坂なんて漕ぐのハナから諦めてました。スマン。俺はチャリダーじゃなくって、半分は徒歩ダーだったね。ほんま。
坂道押してる時、めちゃくちゃな凸凹道漕いでる時、もう四六時中バイクの事しか考えなかったし。そのバイクへの恋心といったら今までのどの彼女よりも恋焦がれていたと言っても過言ではない!!
まあ言うても地球の反対側のこんなところバイクで走るなんてお金もかかるし手間もものすげえかかるし(現地購入&走行後売却という手段もあるにはあるが)、現実的には自転車がベストなんだけどね。
写真のっけておいたんでよかったら見ておくれよ。んじゃまた!!
キャンプ場のような理想的な野宿地でサイズぴったりのメレルの靴拾った。
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