旅のツラさとカラさとワサビ。

2015/09/24-29 Peru・Piquio→山の中の集落


標高4500mの高原は天体としての地球を感じるところだった。火星とかそういうところにいる感覚。そして空を見上げると、黒さを感じるほど青い。



ほとんどの旅行者は首都リマから観光地クスコまでバスで一気にすっ飛ばしてしまって、この風景はただまどろみの中バスの四角い窓から見るだけ。バスの窓から見る景色なんてテレビで見るのと変わらない。こんな綺麗なとこスルーしちゃうなんてもったいな過ぎる。


ツラさとカラさって同じ漢字で辛さって書くけど、僕にとって観光地だけ訪ねる旅ってのはワサビ抜きの寿司みたいなもの。


そんなの食べ易いけど物足りない。ツーンとくるカラさがあってこその美味しい寿司、ツーンとくるツラさがあってこそ美味しい旅だと思う。


まあちょっと僕の旅はてんこ盛りではみ出してる位だけど。


クスコまであと350kmくらいのある谷あいの村で休養中です。それでまた!

アルパカ放牧してたおっちゃん。

標高4500mのエリア。結構野うさぎがいる。

いろんな髪型のヤツがいます。

アルパカとリャマたち横断中で通れません。

周りに人家もないし、工事関係者に連れてこられたんだろうなあ、という犬。仕事に犬連れてくるくらいペルーの人は犬が好きらしい。

スープの肉を狙う食堂の猫。物欲しげな動物には弱い。

アンデス名物コカ茶。コカインのコカだけどもそのままお茶にして飲むのには変な効果はありません。ごく一般的に飲まれているお茶で、味は緑茶っぽく飲み易い。

南米の9月は春。って事でサボテンの花のシーズンなのかいろんな花が咲いてます。

春とはいえ4500mは朝晩は冷える。起きたら外に置いてたペットボトルが芯まで凍ってた。

-16度まで対応の寝袋(実際に眠れるのは-5度位だと思われる)だがやっぱり氷点下になると足元は冷える。ダウンベストを足元にかぶせるとホカホカで眠れます。

朝は霜で真っ白。

寒い時にはやはりコーヒーor紅茶。めっちゃうまい。

毛刈られた後のアルパカ。意外と細い。

プリケツならぬモフケツなアルパカさん。


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