チリは自転車旅にめっちゃ良い。

2015/12/13 チリ ラ・セレナ

 

「次の店まで150km」とかがザラだったチリ北部の砂漠地帯から、緑もちらほら出てきた中部に来ました。それまではサバイバルって感じだったんですが、中部に入ると一日走ると必ず数軒は店がある集落を過ぎるという事になって気に入ったところでキャンプ出来る位に自転車旅を楽しめるようになってきました。

 

チリを南北に貫く主要道を走っていて、ここが途中で高速道路になったりします。高速入り口には自転車禁止の標識があるにはあるんですがこの道以外に道は無いし、地元の自転車乗りも走ってるし、パトカーにも料金所でも止められた事が無いんでそのまま走ってます。

 

チリの道は路面も綺麗で路肩も広くめちゃくちゃ走り易い、その上サービスエリアみたいなところがたまにあってそこではなんと無料でシャワーが浴びれます。走ってるとトラックや乗用車のドライバーはすごい挨拶してくれるし、わざわざ停車して水や食べ物くれる人も多い。押してると「何か手助けしようか?」と聞いてきてくれたり。今まで走ってきた中でトップクラスの自転車旅のし易い国です。

 

南米では物価の高いと聞いていたチリですがシングル一泊1700円程度のところも多くってヨーロッパに比べれば「疲れたから今日は宿泊まるか」、というのが出来るレベル。

 

現在チリ中部の大都市LaSerena。

 

年末年始を過ごすビーニャデルマルっていう町の日本人宿まであと450km。あともう少しです。

高速道路のサービスエリアで久々のシャワー。めっちゃ気持ちいい。

海沿いでテント張ると夕日が綺麗。南米からだと日本は「日出づるところ」ではなく沈むところだ。

チリ沿岸部はほぼ全てアップダウンの連続。かなりキツイ。

砂漠地帯は雨がまったく降らない、つまり水が流れない。ゆえに道路下に雨水通り抜けさせるトンネルがなかったのだが、中部に入って緑が増えるとともにトンネルが出てきた。野宿にはほんといいんだよトンネル。

砂漠地帯は以外にもそんなに暑くなかったんだけど、中部に入ってめっちゃ暑くなってきた。と言っても気温は日陰に入れば涼しいレベルなんで真夏のスペインに比べればまだまだマシ。

季節なのか道路脇いたるところお花畑状態。

路肩がこれだけあると何の心配もなく走れる。ちなみに片側2車線。

砂漠地帯でキャンプしてるとたまに見かけるサソリ。靴とかに入ってることあるんで履く前にチェック必須。

チリに入ってから毎晩コレ。貝の水煮缶詰で作った炊き込みご飯。白いのは栄養補強の為に入れた卵。水煮缶詰の汁ごと入れて醤油と砂糖と塩入れて炊くだけで完璧な炊き込みご飯。これはほんと人様に提供できるくらいに美味い。


概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
たぶん日本人初、リカンベント自転車による世界一周を綴るホームページ。